こんにちは、今回は、全国初で民間救急車を導入したニュースです。
場所は、埼玉県ふじみ野救急病院です。医療機関専属の民間救急車(高規格救急車=消防救急車と同レベル)が2台で稼働し、地域住民を自身の病院へ搬送するという動きです。
なんといっても搬送先を選定しないことが一番の有益なところ。
消防救急であると、現着(現場到着)してから、観察、処置、判断ののちに病院選定を実施します。そのため、病院はどこに行くか分かりません。
かかりつけ病院があると、最優先で選定することもありますが、症状や病院体制によっては断られるケースは多々あります。
そんな中での取り組みなので非常に傷病者(患者さん)にとって負担の低いものだと感じます。
医療機関専属ですので、救急救命士による特定行為(気管挿管や点滴、薬剤投与)ができるようです。
このような民間救急車が増えてくれば、地域住民の安心感と負担軽減、消防救急による出動率の低下、医療機関選定困難等が軽減されるのではないかと考えるものでした。
ヨカタク民救(救急救命士資格者在中)でも、できることを考え日々進歩していけるように精進します。
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