トラブル時の心構え
- ヨカタク民救
- 5月13日
- 読了時間: 2分

ご覧いただきありがとうございます。
ヨカタク民救の野元です。
今回はトラブル時の対応についてです。
鹿児島は、離島が多い上に土地も大きく遠距離の搬送が多い地形であることは間違いありません。その中で、遠距離での搬送には様々なトラブルがあります。
先日、関東から飛行機に乗ってストレッチャーでの搬送がありました。その搬送だけでも飛行機の離陸時間、着陸時間はその日の天候に左右されます。また、飛行機内での急変や異変なども普段の移動とは違う分、身体的ストレスがあるかもしれません。
フェリーを使用しての搬送についても同じことが言えます。
予算との兼ね合いで医療従事者の付き添いがなく、転院される方もいらっしゃいますが、本来は医療従事者が付き添い転院することが望ましいと思います。
特に医療処置がなくても、異変、急変時に落ち着いて対応できる人がいるかだけでその場の空気は全然違います。
これは、救急隊を経験しているからだと思いますが、一刻を争う現場ほど冷静にいることが何より重要であることを学びました。
情報をまとめる、処置をする、病院へ情報を伝達する、家族への説明、搬送経路、搬送手順、傷病者の継続観察・・・全て瞬時に判断して活動していました。情報が命の救急現場でどれだけ家族関係者から情報を引き出せるか、冷静にさせるか。これに尽きます。
救急隊でも助けたい気持ちが先行すると一番落ち着かせないといけないご家族様に焦りや急ぎが伝わり、さらに焦らせてしまうことになります。
遠距離では、トラブルが起きた時の対処はもちろんですが、起きた際誰がそばにいて、その人がトラブルに慣れており、冷静でいられるかが重要になってきます。常日頃より、トラブル管理、シュミレーションをして備えていきたいと思います。
今回は、トラブル時の対応についてでした。
PS まずはトラブルが起きないよう万全の準備を怠らないように致します。
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